③トラック業務を未経験者・初心者向けに解説 トラックの種類について
未経験の方が例えば、求人情報をみたときに、トラックの車種や大きさなどいろいろかかれていますよね
ただ、業界の未経験の人にとってはそれだけみても、どんなトラックに乗ることになるのか未知数だと思います
今回の記事では求人に色々かいてあるトラックの大きさや車種について記事をまとめています
トラックは大きさも、形状も用途によってさまざまです
全てを紹介するというよりは、トラック業務の初心者むけのきじなので、最初に乗る可能性のあるトラックを書いていきます
通常、小さいトラックから乗るとおもうので、サイズは4トンクラス以下を想定します
まず、特殊な車種ではなく凡庸性のある車種から紹介していきます
トラックの大きさと免許について
最初にトラックの大きさについての解説をしていきます
2トンサイズと3トンサイズはぱっと見は違いがそんなに分かりません
しかし、2トンが普通免許で乗れるのに対し、3トンは準中型免許が必要となります
箱車
アルミで外ができているトラックです
後ろの観音扉を開いて荷物を積み卸していきます
最近の車はバックモニターもついているので、運転し易いと、思います
荷台の中もラッシングベルトで固定をする装備がついています
宅急便などで、よく止まっている車がこのタイプです
一番馴染のある車ではないでしょうか
幌車
緑のシートで覆われています
トラックの荷台より長い荷物があっても、飛び出して積むことができます
荷台の外まで、シートをハグって荷物を詰むことがあります
また、後ろのアオリをきって荷物を積むこともしばしばです
ただしなかは、ラッシングベルトをとるための装備がありません
ですが、雨降りもあるので、出来れば荷物を外には出したくないのが実際です
ウイング車
ウイング車は4トンサイズからの車種になります
トラック両側の壁が開くので、羽をひろげたような姿からウイング車と呼ばれています
このサイズになると、フォークリフトでの作業が必須になってきます
手積み手おろしではなく、フォークリフトだと体力的には楽ですが、手際よくフォークリフトを操作することが求められます
平ボディ車
ボディが箱としてはありません
シートをかけるトラックの形状となっています
荷物を上に積み重ねるのと、荷物を横からもとれるメリットがあります
しかし、シートをかぶせる手間がかかるのと、雨天時は商品をぬらしてしまうリスクがあります
シートをはいだり、閉めたりゴムで止めるのも毎度の毎度荷卸しのたびにやるのは大変です
ルート配送では、これが大変でした
ただ、横からも荷物が取れるのはメリット
あと、シートがキズつかないように、鉄パレットなどを積んでいる場合は毛布で養生する手間もあります
意外と、アオリをたたんだときに、ゴムが挟まっていることもあり、やり直しの手間もかかります
雨天時には弱い車と考えた方がよいです
というか、雨天時にメリットを感じません
積む前に、シートに雨水が池のように溜まっていて、それを地面に落とすのも、一苦労です
おもたくて、服も濡れたりします
シートも濡れているので、段ボール商品などは湿って濡れてしまいます
最悪クレームの対象にもなります
あと、網戸などの建材を扱っています
シートはかなり重量があります
このシートを被せたり、はいだりするのに重みがかかり、商品が曲がったりするのではないかと心配にもなります
この辺の悩みは幌車を乗っているときにはなく、平車の大変さを知りました
ただ、平車は車高が当然低いので、のきや木の枝などにぶつける可能性が低いメリットがあります
高さ制限のある場所では助かります
雨の降った後は、シートに水が溜まってしまいます
パレットが前後に置かれていて、真ん中が窪地の様になっていると、そこに水が溜まります
横から出そうとしても非常に重いです
結局、荷台の上に水を撒き散らして、荷台の上が水浸しになることが多々あります
こうならないためには、シートの真ん中に窪地になるような箇所を作らない事です
また、後ろのアオリだけを落として、滑り台の様にして水を流していくやり方もあります
まとめ
こんかいは、小ぶりなトラックについての紹介です
おそらく、最初に乗るであろうトラックを紹介していきました
もちろん、さらに多種多用なトラックがいっぱいあります
なるだけ、自分にとってしっくりくるトラックを運転するのがいいとおもいます