次の DEMO を見に行く
トラック輸送業務

①トラックの業務内容 ~大まかな仕事の流れ~

coffeetime1021

今回の記事では、トラックの仕事を簡単に解説します

未経験の方に向けた記事を書いていきます

これから、トラックに乗って仕事をしようと考えている人に向けた記事です

はじめに トラックの仕事ってどんなことをする

トラックの仕事といえば、まず街中を走っているトラックを思い浮かべるでしょう

それこそ、種類や大きさも様々で扱う荷物によっても仕事内容は変わってきます

ですが、シンプルに考えると荷物を積んで運んで届ける、ということが仕事になってきます

積む・運ぶ・届ける の3つをもう少し詳細にみてみましょう

荷物を積む

もちろん、トラックに荷物を載せていく工程です

積むとしても、まずどこで積むかですが、これは一般には倉庫や工場で積むことになります

自分の所の会社である、自社

もしくは別会社である、他社

それぞれの拠点で積むことになります

積むにも、当日に積んで納品をする当日積み込み(当日配送)

翌日に納品する分を前日の内に積み込んでおく、夕積み、といったものがあります

また積み先でも順番待ちがあります

ここで、長時間待たされることもあります

3時間ほども順番待ちをすることもあり、これがドライバーの長時間勤務となり、

社会問題となる一因ともなりました

順番待ちがなぜ発生するかというと、簡単には順番待ちをするトラックの台数が多い為、

倉庫や工場側で荷物を積むことができるまで待ってもらわざるをえないからです

しかし、ドライバー側からすれば今から当日の納品があるときに、長時間待たされては、

納品時間に間に合わせることが出来ません

当然苛立ちもします

こんなことから、トラックドライバーと倉庫側の作業員で揉めてトラブルになることもあります

これは、すこし内部的な話でした

積むにも、人力で積んでいく手積み、フォークリフトで積んでいくリフト積みがあります

基本的には、手積みは体力もいります

夏場は非常に汗もかきます

高い位置に重い荷物を載せていくこともあります

ですから、体力が必要な仕事というのは間違いないでしょう

荷物を積むのも、倉庫や工場の作業員が行う場合

もしくは、ドライバー自身で積んでいく自主荷役(じしゅにやく)というものがあります

フォークリフトで積む場合には、免許証も必要となってきます

荷物を運ぶ

一般のみなさんがイメージしやすいのが、街中をはしって荷物を運んでいるトラックの姿ではないでしょうか

荷物を運ぶにも、日勤と夜勤があります

夜勤とは呼んで字のごとく、夜中にトラックを走らせ荷物を積んで納品をしていきます

夜中でも一般道や高速道路では、トラックがよく走っています

余談ですが、夜中の高速のサービスエリアは休息中のトラックがたくさん並んでいますよ

夜勤ですが、やはり最初は特にきついとおもいます

夜勤について書いた記事もあげていますのでこちらもどうぞ

夜勤ドライバーの睡眠

勤務時間によっても、わけれますが輸送の仕方もかわります

基本的に一日の仕事として会社の近場を走るトラック、これを地場(じば)便といいます

基本的には一日の仕事を終えたら、家に帰る生活となります

または長距離便これを幹線便ともいいます

数日間の運行をします

トラックの中で寝泊まりをすることになります

プライベートの時間を取れないデメリットはありますが、会社内での人間関係を避けれることが

いいとメリットを感じる人もいます

ただし、大雪などの悪天候では遠く離れたところで立ち往生となり、会社と連絡はとれても

基本的には自分一人での対応をすることになるので、大変ではあります

その分、通常の日帰りのトラックよりは多く稼げることもできます

配送の仕方によっても、その日によって配車係から指示をだされたところに納品をする配送

もしくは決まった納品先に納品していくルート配送といったものがあります

ルート配送は決まった場所にいくので、最初覚えるまでは、いろいろ覚えることもあり

大変ですが、慣れてしまえば基本的には行き慣れた場所への配送となるので、精神的には気が楽な

メリットはあります

ルート配送について詳しく書いた記事はこちらをどうぞ

荷物を届ける

最後は荷物を届けることになります

一般の方に馴染があるのは、宅配便が自宅に届いたときではないでしょうか

これが倉庫や工場に届ける場合でも、基本的には変わりません

荷物を無事届けて伝票にサインをしてもらい、無事ドライバーの仕事は終了となります

逆に荷物に異常があった場合は問題となります

配送でのトラブルをまとめた記事はこちらにありますので、ドライバーの仕事のリスクや大変さも

もっと詳しく知りたいというかたはご参照ください

話をもどすと、荷物を下ろすときにも、手でおろしていく方法と、フォークリフトでおろしていく方法

があります

一般的にトラックが大型化するほど、フォークリフトで卸すことが多いです

反対にトラックが小さくなるほど手卸もおおくなります

トラックが大きい方と小さいほうどちらがよいのか

また、人力にもつを積み下ろしするのと、フォークリフトで行うのではどちらがよいのか

これにかんしては、それぞれメリットデメリットもあり、個人差もあります

比較してまとめた記事はこちらに用意していますので、ご参照ください

また、話をもどします

荷物をおろすときは、通常はお客さんに物をわたして、商品の確認をしてもらい伝票を渡し、

終了となります

しかし、不在卸というやり方もあります

最近では宅配便でもきくようになりました

また、夜間の配送ではこの不在卸が多くあります

私は夜間のルート配送で不在卸に従事していました

この内容について詳しくかいた記事もありますので、こちらを参照ください

まとめ

今回の記事では、トラックの仕事を積む・運ぶ・届けるの3つの概念から少しだけ具体的な内容を紹介

する記事をかきました

もちろんさらに詳細に分けていくことになります

ABOUT ME
ビーバーまん
ビーバーまん
物流会社勤務16年の平リーマン
物流会社で勤務してます。ずっと下っ端で主に現場仕事をしてます。物流の仕事の初心者・未経験者のために、こんな仕事を物流ではすることになる、とコンセプトのサイトを設立してます
記事URLをコピーしました