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倉庫業務

②倉庫業務を初心者向けに解説 検品について

coffeetime1021

倉庫業務の検品工程について、今回の記事では深掘りしていきます

今回の記事は物流の仕事を普段している方がすんなりと内容を理解できる記事となっています

テーマとして、検品は目視によるアナログ検品とハンディターミナルによる検品のどちらがよいのか

ということに関して、私の考えを述べていきたいと思います

実務のやり方を紹介したり、解説したりする記事ではありません

あくまで、私が業務をしていく中で感じたことを述べていくブログ記事となっています

では、本題へ

検品とはご存じの通り、商品のコードもしくは名称と個数に関して、間違いがないかを確認する工程です

紙を使っての、ペンで記入する検品方法

そしてバーコードを使用する検品があります

どちらが良い、というよりは作業内容や倉庫規模、荷物の形状によると感じています

メリットデメリットもあると思うので、それぞれについて解説していきます

紙による検品

まず、商品名と個数が記載された用紙があります

名称はそこにより、ピッキングリストや検品用紙など様々でしょう

用紙と現物の商品の名称と、個数を照らし合わせて差異がないかを確認していきます

この紙によるチェックのリスクとしては、人間の目でみておこなうので、ヒューマンエラーによる間違いもおきます

似たような商品コード同士だと、違う商品のコードにチェックをいれてそのままいってしまう

そもそも商品コードのチェック自体をとばしていってしまう

これに関しては私自身もいろいろミスをしたり、事例をみてきましたので、記事としてまとめたいと考えています

良さとしては、ベテランになってくるほど、検品のミスは減ってきます

慣れるまでが大変だけど、アナログで完璧にできるなら、システムで把握できないところまで把握するので融通もききやすい利点があります

ハンディターミナルによる検品

最近では、ハンディターミナルによる検品が増えてきました

バーコードを読み取る機械です

このハンディターミナルによる検品をしようとおもえば、まずハンディターミナルにデータを取り込む必要があります

つまり、このデータそのものが間違っていたらハンディターミナルによる検品も結果として間違ったものになってしまうのです

データの元をシステムで作成しないといけません

システムに取り込むデータに誤りがあれば、検品用のデータも間違うので正確な検品ができません

現場仕事のみで活躍されている方は、馴染が少ない話になるかもしれませんが、このデータを取り込むのも不具合があればすんなりとうまくいかないことも多いです

問題はデータだけではありません

単純にネット回線の不具合あれば、滞ります

システムそのものに不具合があってもうまくいきません 

ハンディターミナルの良さとしては、データが正確であると仮定したら、誰でも検品を出来るということにあるでしょう

データが正確で、検品対象の物がその場に揃っているなら、経験の浅い人でも間違いのない検品ができる可能性は高くなります

しかし、倉庫勤務の長い私の経験上、ハンディターミナルにはまだ使い勝手の悪い部分もあると感じています

そもそもシステムの不具合で、元になるデータをパソコンに取り込めなかったり、データを取り込んだ後もエラーから出力できないこともあります

また、実際の検品はハンディターミナルから商品に添付もしくは印字をされたバーコードを読み取ることで検知されます

たとえば、倉庫内できれいに揃えられた商品のバーコードを検品するだけなら、大きな問題なくいけると思います

しかし、これが、野外や雨天時であればすんなりいくとは限りません

ラップで巻かれた状態で、雨粒が付着していると、ハンディターミナルは反応しないことも多いです

商品ラベルの向きが一定の方向に揃っているとは限りません

あちこちをグルグル回ってラベルを見える位置に行く手間も増えます

商品が埋もれている場合、ハンディターミナルをとるために、手間をかけて周辺の荷物をどかさないといけない、という手間が増えます

もし反対に、バーコードを確認しやすい位置にならんでいて、ひたすら商品コードを目視で確認していく場合なら、紙によるアナログ検品よりは、バーコード検品の方がやりやすいでしょう

このような運用をしていこうとおもえば、手間もかかります

自社内で、ここまでやろうとすれば人手もとられて、人件費もかかるでしょう

外注をすることが妥当だと思いますが、トラブルの際にすぐに連絡がつかなければ、

そもそもの検品自体を始めることが出来ないので、仕事の進行そのものがストップをしてしまいます

検品は目視によるアナログ検品とHTを使用した検品のどちらがよいのか

倉庫業務の規模によりますが、10人以下で作業するような規模の倉庫ならば、目視検品で十分でしょう

ハンディターミナルによる検品のメリットがあることも認めますが、運用する経費や手間を考えると無理にすすめることはないでしょう

ABOUT ME
ビーバーまん
ビーバーまん
物流会社勤務16年の平リーマン
物流会社で勤務してます。ずっと下っ端で主に現場仕事をしてます。物流の仕事の初心者・未経験者のために、こんな仕事を物流ではすることになる、とコンセプトのサイトを設立してます
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