①倉庫業務を初心者向けに解説 フォークリフト編~フォークリフトとはなんぞや~
倉庫勤務をはじめたら、まずフォークリフトの運転をすることが必須になるでしょう
基本的にどんな現場仕事でも運転することになると思います
初心者のひとにとっては、はじめて乗るときは未知の乗り物のように目に映るのではないでしょうか
今回の記事ではそんなフォークリフトについての解説をしていこうとおもいます
フォークリフトとは
荷物を運搬する用途の荷役機械です
荷物は通常パレットに乗っています
パレットとは、このアマゾンのサイトにあるように、荷物を載せるための板のようなものです
フォークリフトにはフォークと呼ばれる爪があり、これをパレットに差し込んで荷物を運搬します
フォークリフトの種類
大まかにカウンターとリーチと呼ばれる2つに大別できます
カウンターは車と形状が似ているため、多くの人にとって運転がとっつきやすいでしょう
車輪も大きく安定しているため、野外の十分に整備されていない道や、少しくらいの段差でも走破できます
また、このカウンターにも、バッテリーで動くタイプと燃料を給油する2つがあります
バッテリーは、充電に時間がかかります
しかし、粉塵を撒き散らさない、騒音がしないというメリットがあります
反対に給油タイプは燃料を補充すればすぐにうごきます
ただし、騒音があり、粉塵を、撒き散らすデメリットあります
あとは、リーチリフトと呼ばれる立って運転するタイプのリフトもあります
リーチの特徴として細かく小回りがききやすいというのがあります
リフトの運転操作
では、概要がわかったところで、リフトの運転操作について解説します
カウンターリフトの運転操作の仕組み
メーカーによってレバーの位置は様々です
基本的にはギアを前進か後進にいれて、ハンドル操作をしましょう
乗用車と違って、後輪駆動なので、旋回時には車体の後ろが大きく膨らみます
狭い場所や周囲に物がある場合には、ぶつけてしまうので、旋回するときは注意しましょう
そして、マストを上げ下げするレバーとチルトを上げ下げするレバーはどのリフトにもついています
そのレバーを使用して、荷物の運搬をします
スライド機能付きのレバーはあるリフト無いリフトがあります
昔の方は、スライドを使うと上手くならないという指導をする人もいます
しかし、せっかくあるものなので使った方が安全に素早く作業ができるなら使いましょう
倉庫作業なら基本自分の所のリフトだけ使うので、それでも問題ないと思います
しかし、トラックドライバーだと行く先々で様々なタイプのリフトで仕事をすることが多々あります
スライド機能が無いリフトを使うことも当然にあります
スライドが無くてもリフト作業が出来るようになる必要もあります
リーチリフトの運転操作の仕組み
リーチリフトは、少し勝手が特殊です
まず、ハンドル操作はあります
そして、ハンドルの横に前進と後進を入れ替えるレバーがあります
前に倒すと前進、後ろに倒すと後進します
さらに足元にペダルがあります
これがアクセルのようなもので、ペダルを踏んだらリフトが動き離したら止まります
慣れるまでは広い場所で、少し動いて練習をしてみましょう
マストやチルトのレバー操作は同様の物です
リーチならではのレバー操作で、マストそのものを車体側に収納することができます
この機能で狭い場所でも小回りがきいて作業ができるのが、カウンターと比べてリーチリフトの特徴でメリットとなります
ただし、車体の安定は弱いので野外の舗装されていない道や段差では走行に向きません
非常にガタガタゆれます
最悪車体ごと横転することもあるので、路面の状況にも注意しましょう
リフトのメーターや車体番号の見方
リフトにも、年次点検といった義務があります
その際に車台番号や、走行時間を確認する必要があります
ちなみに、走行距離というメーター表示はありません
走行時間としての表示になります
運転席の砂時計ボタンを押せば、表示されます
リフトの充電の仕方
当然リフトは充電の必要があります
やり方を解説します
バッテリー補充液も、減ってきたら補充する必要があります
通常は、プラグを差し込み口に差し込んでしまえばOKです
ボタンがあるので、最適もしくは普通を押して、充電音がすれば今充電が始まっている証拠です
そのまま数時間すれば充電は完了します
まとめ
今回の記事では、リフトの基本のイロハを解説しました
次回では扱う荷物による、リフトの運転について解説をします
それではご安全に