安全会議
今回は、事務の仕事もしている管理人の経験をいかす記事も書いていこうと思います
運送会社といえば、トラックの運転手
というのが一番にくるでしょう
ですが、運送会社にもいろいろな人が働いています
現場で働く人もいれば、事務もいます
当然、経理や労務管理といった仕事もありますよ
今回の記事は運送会社ならではの事務、ということで安全会議を紹介していきたいと思います
安全会議とは
読んでイメージするように安全に関する会議です
事業所ごとに通常は、月一で開催されます
ドライバーを会議室に集めて、管理者が安全に関する話しをします
国からも指導がある大事な会議です
運送会社にとって、この安全会議を定期的に実施をしていることは、事業所としての評価に繋がります
反対に、実施をしていないとペナルティになる可能性もありますよ
営業所の所長や、配車係、運行管理者などが会議を実施することが多いと思います
営業所ごとに開催する必要があります
安全会議に必要な資料と準備するもの
会社によるとはおもいますが、管理人の勤務している会社を一例としてあげていきます
本社の安全品質より、毎月の安全会議のテーマと、必要な資料は用意されます
輸送に関する安全なので、例として過積載、飲酒運転がテーマになることは多いです
どちらも死亡事故など大事故に繋がるものだからです
他にも季節によるものもありますよ
梅雨時期なら、大雨によるもの
雨天時の運行はいつもと勝手が違います
雪の降る季節も同様です
その際の運転は、このようなことに気をつけましょう、という注意喚起の役目を果たすのが、安全会議の役割だったりします
安全会議の進行
必要な書類の注意点
安全会議の進行について、初心者の方向けにお伝えします
必要な物は書面による資料が、まず必要となります
この書面による資料は、あとでGマーク申請などをする際に必要となってくるので、重要な物です
必要な書類一覧
参加状況が分かる書面
会議参加中の写真が必要です
そして、参加者の手書きサインと、参加日時の記入が必要となってきます
ですので、事前に用意できるものではなく、会議終了後に作成して完成させる資料となります
この時、Gマーク申請の際に見られるポイントですが、この書類の作成年月日が記載されていることと、その作成日時と他の資料の年月が整合が取れていることです
注意するところですが、このような資料は雛形があり、それを使いまわしていることが多いでしょう
すると年月も使い回しとなり、そこに整合が取れないこととなり、申請の際に指摘を受けることとなります
見落としがちの細かいところですが、公的機関への申請はこのようなところを見られるので、作成者の方は忘れないようにしておきましょう
進め方
便利なのは、事故映像やKYT映像を使用することです
映像は見ている人に興味を引きつけやすくできます
JAFのホームページから、KYTの映像を閲覧することができます
狭い道、雨天時、目の前が工事中など様々なシチュエーションをテーマとした短編映像があります
ドライバーさん達は興味をもってここはこういう危険だ、といった意見や考えが出てくるでしょう
ちなみに、KYTとは危険予知トレーニング
この映像をみて、どんな危険が潜んでいるかを考えましょう
という趣旨の映像です
こんな状況では、どんな危険が潜んでいるか考えることで、実際の自分の運転でも役立てることができます
進めるのに苦労するした点
管理人は安全会議も担当しますが、正直仕切り下手です
そこまで経験数が足りてないというのもありますが、みんなの意見ご出た後にそれをうまくまとめて、会議を閉めるかというのが上手にできてません
また、ドライバーとしての経験年数も浅く、自分よりも先輩のドライバーで仕事を習った人に安全会議を実施するのも、やりづらさをかんじてはいます
とはいえそれも含めて仕事かなと考えて安全会議の業務に当たっています
今回の記事はそんなとこで終わりです