倉庫業務を初心者向けに解説 フォークリフト編~リフトの管理
バッテリー液の確認と補充のやり方
まず、ここではバッテリー式のリフトである事を前提に話しをします
バッテリー液は充電を繰り返す度に減っていきます
乗用車と違い、頻繁に補充をし直す必要があります
週に一度は、どれだけ減っておるか確認をしてみましょう
手順を紹介します
まず、準備するものからです
バッテリー補充液のもとの入った液箱を用意しましょう
そして、注ぎ込むのに丁度よい水差しも必要です
そして、リフト本体の椅子を持ち上げて、バッテリーの格納されたところを開けます
このイスの開け方は、メーカーの仕様によって違います
例として、トヨタリフトをあげます
これは、多分初めて扱う人にとっては開け方が分かりにくいと思います
まず、ハンドル付近のレバーを引きます
すると、ハンドルが上に持ち上がります
そして、椅子の上に手をおきます
そのまま手に真下に力を加えてグッと押してやりましょう
すると、椅子が浮き上がる感触があると思います
そのまま、椅子を持ち上げてしまえば、勝手に固定されます
そして、バッテリー本体が沢山敷き詰められた、ところがでてきます
このひとつひとつのキャップを開けていきましょう
ここに、棒が立っています
これば、下の部分がフロート上になっています
下に液が充分はいっていたら、フロートが浮き上がって棒の位置が高い所まで上がっています
反対に、バッテリー液の量が減っていたら、棒の位置が下がってしまいます
それではバッテリー液の補充をしていきましょう
まず、水差しにバッテリー液をいれます
そして、水差しの口の部分を、バッテリーの穴に近づけて注ぎこみます
こぼさないように慎重にいきましょう
仮にこぼれても、ウエスで拭き取れば大丈夫です
余り勢いよくやりすぎると、吹きこぼれてしまいます
フロートの上がるのにタイムラグも若干あるので、そっと注ぎこんでいきましょう
全てのバッテリーにそそぎこんでいきます
そして、忘れずにキャップを閉めましょう
椅子をしめるときは、黄色いストッパーがあるので、そこを押しましょう
すると、椅子を閉めることが出来ます
以上で一連のバッテリー液補充のやり方となります
リフトの充電のやり方
次に充電です
充電も、通常はケーブルを差し込み口に差し込んで充電します
充電表記もメーカーによって若干の違いがあります
普段は、最適や普通を選択しましょう
バッテリー液補充後は、均等を選択しましょう
ちなみに、長期間の休日があれば、充電は通常一晩で完了してしまいます
なので、数日間あると充電がストップしたまま放電してしまいます
すると、休み明けは充電が目減りしたリフトとなっているので、対策が必要です
充電時にはバッテリーのフードカバーを開けましょう
充電時にはバッテリーが熱を持ってしまうので、最悪熱による火災が発生してしまう事例があります
リフトのフードカバーの開け方
カウンターリフトに関しては先に紹介した内容の通りです
リーチリフトの場合の手順を紹介します
まず、スライドを、させている場合は中心の真っ直ぐの位置にフォークを揃えます
次にフォークをマストの奥に引っ込めます
リフト本体の左側にレバーかあるのでそこを左足で踏みます
そしてさいど、フォークを前に出すレバーを倒します
するとバッテリーごと前にでてきます
ちなみに、バッテリー液を補充するときもこの手順で、バッテリー本体を前に出します
戻す時も同様に本体のレバーをふんで、フォークを奥に引っ込めるようにレバーを手前に引きましょう
日常点検
リフトには日常点検が義務つけられています
これは、提出を求めれるものなので、管理をしておきましょう
リフトのメーターや、ナンバープレートの見方
リフトの年次点検
リフトにも点検があります
基本的には月一の月次点検というものがあります
その際、確認を求められるのが、走行時間です
フォークリフトなどの建設機械では、走行距離ではなく、走行時間がメーターに記録されていきます
運転席にある、砂時計マークをおしたら、表示されます
また、車台番号の確認も求められます
リフトにはプレートが取り付けられているので、そこに印字されています
また、点検された時期は三角計のシールが貼られています
シールの真ん中に年
点検された月は三角に切り取られています
まとめ
リフトにも、必要な整備や点検があります
安全に仕事が出来るように整備しておきましょう