運行管理者の資格をもつメリットと、日常業務を紹介
今回の記事では、運行管理者の資格とその業務内容について解説をします
運行管理者とは、その名の通りトラックの運行を管理する人の事で、有資格者でないとできない業務となります
僕は物流会社で勤務しており、会社からの指示で運行管理者の資格を取得しました
有資格者として、営業所での正運行管理者として登録をされ、数年間実務経験をしました
その中で経験をしたこと、資格を持つことでのメリット
運行管理者としてかかわることになるであろうことを紹介をします
体験重視の記事ですので、実際のところどうなん?という疑問に寄り添える記事になると思います
運行管理者の資格を持つメリット
まず、求人を探すとき、自分の選択肢の幅を広げることができます
企業の求人ページには、運行管理者の資格を持っていることのみを要求していることも多く、それだけ企業にとっても必要性のある人材なのです
なぜかというと、営業所・事業所には必ず運行管理者として登録をされている人物が一人は必要になるからです
これは、国の法律で決まっていることなので、事業者としては守らないといけないので、有資格者は必須となるのです
さらに言うなら、営業所の規模にもよると思いますが、基本的にはトラックが運行をしている最中は運行管理者が拠点に常駐しているのがあるべき形です
トラック運行の実態として夜間・未明・休日でも運行をしている営業所は一般的でしょう
すると、平日の日中に運行管理者が一人いるだけでは、とても一人ですべての時間をカバーすることなどできません
仮にしてしまうと、運行管理者一人の負担が莫大なものとなり長時間勤務となり法令違反となるだけでなく、そもそも倒れてしまいます
なので、運行管理者は物流企業からしてみたら、一人でも多く抱えていたいのが実態なのです
そのため、有資格者には手当がつく会社も一般的でしょう
責任内容と書きましたが、国家資格である以上、やはり有資格者としての厳しい責任が存在するのです
関連記事として、運行管理者の責任の重さや、会社やドライバーからの扱いによるデメリットも記事にしています
運行管理者の日常業務
点呼
点呼とは、ドライバーの出発前と帰社後に行うものです
ドライバーの安全な運行の為に実施します
健康状態、睡眠時間が大丈夫か聞きます
当日の運行で何処を走るのか聞きます
運転日報の確認
ドライバーの運転日報を確認するのも仕事です
チェックするポイントはいくつかありますが、ちゃんと日報に記入されている事に漏れがないかを確認します
まずは休憩が取れているか確認です
9時間勤務の内に1時間の休憩が入っているかを確認します
日報を確認する時に基準となるもの
まずは記入されているものがもれていないかですが、法律としては労働基準法となります
こちらは労働時間などを定めたほうりつとなっています
この法律を基に管理しているのが、労働基準監督署です
配車
必ずしも、運行管理者が配車をするわけではありません
実際の求人募集でも、運行管理者と配車係で職種別に分けられていることが多いです
ただ、運行管理者が配車まですることが管理体制としてはベストといえます
運行管理者の資格を手にした方が良いと思う人
ここまでの記事を読んで、運行管理者の資格についてとろうか迷っている人いると思います
自分自身の体験や、職場の周囲の人たちを見てきた中で感じるのは・・
必ずしも全ての人が運行管理者の資格を取る必要は無いと思っています
しかし、逆に運行管理者の資格を取得をした方が長い目で見て、本人にとっては良いのではないかと思う人もいます
それぞれについて解説をします
トラックドライバーで取得した方がよさそうな人
これまでトラックドライバーとして働いてきていて、加齢による体力の低下
病気をしがちになってきた、こんな人は取得を考えるのもアリです
それまでの経験で、実際の配送を分かっているので、配車を組むのもできるでしょう
ドライバー上がりであれば、ドライバーたちにも顔や口も利くので、配車を組んでいくときにドライバーの応対もできるでしょう
実際に配送をしてきたので、新規でドライバーを採用した場合、そのドライバーへの教育をして運行できるようにすることもできると思います。
会社にとって、ドライバーとして活躍できる人がすべてではないです
実際の運行内容が分かって、新規のドライバー教育ができる人は貴重な人材なのです
では、運行管理者の取得を考えるタイミングというのもお伝えします
ずばり、冒頭でも書きましたが加齢にもより、体調不良を起こし配送を休みがちになってきたころです
自身が休めば、他のドライバーにその分の運行が負担が増します
ドライバーの心のなかに、「今の配車係がなんとかすればいい・・」そんな気持ちがあるとします
実際に配車をやっている立場からすると、自分が運行をするのは最終手段で極力、他のドライバーでなんとかする運行を組むことをしないといけません
なぜなら、自分が運行で走ると、会社から「なぜ、おまえが走ったんだ、なんとかドライバーでまわせる仕事量だろう」と逆に叱責を受けてしまうのです
そうなると、ドライバー同士でカバーをするしかないのですが
これが年に1~2回ならともかく、頻繁に起きてくるようであれば周囲のドライバー達からの目や人間関係もでてくるでしょう
自分自身が居心地も悪くなってくると思います
こんなとき、配送の身体への負担が大きければ、運行管理者として全体を動かして、これまでの経験で人を育てるという働き方にシフトするのも手だと思います
実際に私も配車・運行管理と、実際に夜勤ドライバー両方をしてきました
何かあった時の責任は配車がとることもありますが、夜勤ドライバーよりも身体にかかる負担というのは事実、楽です
転職活動中の人へ
すこし、穴場のような仕事をお伝えします
それは「点呼係」という仕事です
これは、ドライバーの出勤・退勤に体調やアルコールチェックをする仕事です
運送会社は、運行管理の資格を持った人間が、点呼係をするのが国によって定められています
平日・日中だけでなく、ドライバーは土日の夜間・早朝でも出発・退勤をするものです
常に、正規の運行管理者を常駐させるわけにはいきません
こんなとき、運行管理者の資格を持った人間を、スポット的に点呼係としておいておきたいのです
事実、求人サイトでも、点呼係という職種での募集をかけている企業はあります
高額の給料は望めないと思いますが、メリットもあります
これらの条件が当てはまる方、運行管理者の資格を取得して、「点呼係」に応募するのもよいのではないでしょうか
